阪神・糸井 1億円減も「率直にありがとう」 2年連続大減俸も契約更新に感謝

[ 2021年12月10日 16:00 ]

契約更改を終え会見中に近くを通った秋山拓巳に笑顔を見せる糸井嘉男(代表撮影)
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 阪神・糸井嘉男外野手(40)が10日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1億円ダウンの年俸8500万円プラス出来高でサインした。(金額は推定)

 「率直にありがとう!いや、もうね、来年もやらしてもらえるし、また勝負できると言うことなんで、率直にありがとうございますです」

 チーム最年長のベテランは球団に対して感謝を示した。今季は77試合に出場して打率・208、3本塁打、18打点。佐藤輝ら若手の台頭もあり、スタメンはわずか15試合に終わった。「代打出場が多かったですけど、野球の奥深さというか、一人一人役割というのも大事で、最初に出てる選手じゃなしに後から大事な場面で試合決めれたりするんで、勉強にもなりましたし、難しさも感じました」と今季を振り返り、思いを口にした。

 昨年も年俸4億円から54%ダウンの1億8500万円でサインしたが、2年連続での大減俸。それでも、野球ができる喜びをかみしめていた。

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2021年12月10日のニュース