阪神・矢野監督 来季開幕投手バトル大歓迎 青柳“名乗り”に「近いところにいるのは間違いない」

[ 2021年12月10日 05:30 ]

朝日放送「おはよう朝日です」に出演した矢野監督(左)(球団提供)
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 阪神・矢野燿大監督(53)が9日朝に朝日放送の「おはよう朝日です」にゲストとして生出演し、青柳晃洋投手(27)を来季開幕投手の有力候補の1人として認めた。

 「最多勝ですからね。近いところにいるのは間違いないですね。ヤギが開幕という可能性も十分にある」

 自己最多13勝で最多勝と勝率第1位の2冠に輝くなど飛躍の1年を終え、本人も晴れ舞台を熱望していた。今月1日に同じ番組に生出演して「監督には(開幕は)“僕行けます”と去年からずっと言っている」とアピール。熱いメッセージを受け止めた指揮官は堂々の名乗りを歓迎した上で、チーム内競争を経て最終決定する意向を示した。

 「1年目から競争と言っているようにね。いろんなことを考えながら。(絶対的なエースは)まだうちにはいないと思う。競争することで、投手陣全体がレベルアップしていけるところもある」

 他にも実績のある西勇、2年連続2桁勝利で抜群の安定を誇る秋山らが候補。「(多くの投手が)開幕投手(の候補に)に入ってくる状態にしてくれるのは大歓迎」。選考は来春キャンプ以降。勝負の就任4年目の幕開けを託する大役争いに注目だ。(山本 浩之)

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2021年12月10日のニュース