日本ハム・立野 6回無失点の好投も救援陣打たれ白星ならず

[ 2021年10月2日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2―4西武 ( 2021年10月1日    札幌D )

<日・西>力投する先発の立野(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・立野が6回3安打無失点と好投した。リリーフの井口と堀がいずれも山川に本塁打を浴びて逆転負け。立野は自身3連勝がお預けとなったが、「ウエートトレーニングを再開してから、最近感覚がいい」という直球を主体に安定感のある投球だった。

 引退表明した斎藤と前夜「たまたまLINEで連絡していた」という。「最後に“俺に勝利を届けてくれ”という文章が来た。何も知らずに、普通に“頑張ります”と返しましたが、朝に(引退を)知って驚いた」。思いを背負ってマウンドに立ち、勝利に値する92球を札幌から届けた。

 この2年、主にファームで一緒に過ごす中で「佑樹さんは、つらいと思っても表に出さない。落ち込む姿を見たことがなかった」という。「僕は表情や態度に出てしまう。まねできればと思う」。ケガと闘い続けた斎藤の姿から学んだことを忘れずに投げ続ける。

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2021年10月2日のニュース