ロッテ・井上が新春の誓い 「アジャ魂」で「攻めだるま」に変身必ず 本家アジャからサプライズメッセージ

[ 2021年1月3日 05:30 ]

ロッテの「アジャ」井上に本家アジャが新年の猛烈檄!
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 ロッテ・井上晴哉内野手(31)が2日、新春の誓いとして「アジャ魂」で「攻めだるま」に変身することを宣言した。昨年は悔しさとふがいなさにまみれた。チームは2位と躍進したが、自身は夏場以降に失速。2年連続24本塁打をマークしていた打撃はわずか15本塁打に終わった。

 そんな井上に、悪役女子プロレスラーの本家アジャ・コングからサプライズメッセージが届いた。「終わっちまったもんは仕方がない。今年は良かろうが、悪かろうが、最後には“俺が何とかしてやるからお前らしっかりついてこい!”ぐらいの、根拠はないけど、“アジャのなんとかなるさ精神”で、昨年の悔しさ晴らしてみんなで笑いましょう!」――。1メートル80、114キロの巨漢スラッガーだが、心優しい男には、新年から奮い立つ言葉となった。

 「アジャを名乗ることの重みを改めて感じた。2020年の後半は弱い自分が出てしまった。アジャさんのように攻めて攻めて攻めまくる姿勢が大事。戦う姿勢、相手に向かう姿。チームが苦しんでいる時に自分が何とかするという気概を出していきたい」

 風貌がそっくりなことでプロ入りした際から、井上は「アジャ」の愛称で呼ばれる。一昨年には本家アジャ・コングと初対面し「ぜひ始球式に来てください。僕は本塁打王になります」と約束した。昨年3月に予定していた始球式は新型コロナウイルスによる開幕延期で流れたが、球団は今夏にも再オファーする方針だ。あとは井上が活躍するだけ。「今年こそ、本塁打王を獲れるように頑張ります!」と気合を入れ直した。(横市 勇)

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2021年1月3日のニュース