巨人・原監督 現役続行希望の戦力外・宮国にエール「前途洋々たれ。栄冠は君に輝く」

[ 2020年11月13日 18:00 ]

<巨人練習>クラブハウスを出る原監督(撮影・篠原岳夫)
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 巨人・原辰徳監督(62)が13日、球団が11日に来季の契約を結ばないと通知した宮国椋丞投手(28)にエールを送った。指揮官はジャイアンツ球場での全体練習後に報道陣に対応し、「どういう形であってもチームメートである人に対しては『前途洋々たれ』と。甲子園の行進曲じゃないけど『栄冠は君に輝く』という気持ちを持って次のスタートを切ってほしい」と話した。今季は中継ぎで21試合に登板も防御率5・33。10月6日に右肩のコンディション不良で出場選手登録を抹消されたが患部の回復は順調で、現役続行を希望している。

 また、戦力外通告全般についても持論を展開。「決断されるというのがプロ野球の世界。『また血が煮えたぎるほどの仕事をみつけよう』、『生き方をみつけよう』というのが大事なこと。戦力外通告というのは、決して悲しいニュースではない。更なるチャンス。野球界は断を下してくれるわけ。そこが厳しさというのか優しさというのか。可能性のない人に『野球を頑張りなさい、頑張りなさい』ということの方が非人間的」と話した。

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