広島連勝!九里、9回途中1失点で今季7勝目 プロ初4番西川が先制2点タイムリー

[ 2020年10月20日 21:05 ]

セ・リーグ   広島5―1阪神 ( 2020年10月20日    甲子園 )

力投する広島先発の九里(撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 広島は先発の九里が8回1/3、113球を投げて4安打1失点の好投で今季7勝目をマークし、チームを2連勝に導いた。

 前回登板の13日の巨人戦で菅野に投げ勝ち、自身3連勝が懸かった先発登板となった九里。5回2死まで無安打無四球の完全投球を見せ、ボーアへの四球でこの試合初の走者を許したが、後続を断った。6回は先頭の小幡から空振り三振を奪い、代打・井上を遊ゴロで打ち取って2死走者なしから近本にこの試合初安打となる右翼への二塁打を打たれたが、続く板山を三ゴロで打ち取った。その後は7、8回は三者凡退に抑えたが9回1死から近本、原口の連打を浴びて1死一、二塁と、この試合初めてのピンチを迎える。続く糸井に右前適時打を許して失点し、完投目前で降板した。2番手としてフランスアが登板して無失点で抑えて試合を締めた。

 打線は3回2死満塁からプロ初の4番に入った西川の右前適時打で2点を先制。さらに坂倉のピッチャー強襲の適時内野安打でこの回一挙4点を奪った。4回には1死三塁で長野の左犠飛で1点追加し、リードを5点に広げた。

 阪神は先発のガルシアが3回68球を投げて、5安打4失点で今季6敗目。打線も0―5で迎えた9回に糸井の右前適時打で1点返すのが精いっぱいでチームの連勝は2でストップした。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月20日のニュース