日本ハム3位スルリ 守備でミス…7回だけで2失策と1野選

[ 2020年8月14日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム6―8ロッテ ( 2020年8月13日    ZOZOマリン )

<ロ・日>7回1死一、三塁、清田の併殺コースの三ゴロを横尾が二塁へ悪送球、ロッテに勝ち越しを許す(撮影・篠原岳夫)
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 体の正面付近のゴロは正面で捕球するのが守備の基本。ゴロの性質、送球方向など状況で異なるが、日本ハムの内野陣がそれを実践できずに敗れた。

 同点の7回。4番手・金子がマーティンを一塁へのゴロに打ち取ったが、一塁手・清宮が逆シングルで捕球しようとして後逸(記録は失策)した。なお1死一塁では井上の三塁への打球を三塁手・横尾が遊撃方向へはじく(記録は内野安打)。打球は強かったが体の前方へ落とせず一、三塁とピンチを拡大した。続く清田の三ゴロを処理した横尾は併殺を狙って二塁へ悪送球。ミスが重なって決勝点を与えた。栗山監督は「前に落とせなかったか?」との問いに「だとしたら、こっちの責任」と多くを語らなかった。7回だけで2失策と1野選。勝てば3位浮上の一戦で、後味の悪さだけが残った。(東尾 洋樹)

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