ロッテ井口監督、石垣島に“先乗り” 朗希をいち早く生チェック

[ 2019年12月17日 14:22 ]

 ロッテは佐々木朗希投手(18=大船渡)ら新人7選手らが石垣島春季キャンプを前に同地で行う2次合同自主トレを、井口資仁監督(45)が視察すると発表した。

 08年から始まった石垣島キャンプは1月30日に移動し、キャンプインの2月1日に備えるのが恒例だった。ただプロ入りしたばかりの新人にはせわしない。そこで今年はZOZOマリンでの第1次新人合同自主トレを経て同26日に温暖な地へ移動し、翌日から体を動かすことで肉体面も仕上がりやすくなるのが目的だった。唯一の心配はオーバーペース。大学生ルーキーや先輩選手も体を動かすため、体が出来ていないのに飛ばしすぎる例もあった。

 その不安も井口監督が石垣島に“先乗り”し、いち早くチェックすれば解消できるはずだ。キャンプ前とあり、直接指導はもちろんできないが、実戦から半年以上遠ざかる163キロ右腕の状態は直接確かめられる。

 「開幕も早いのでキャンプ初日からしっかりと実戦形式の細かい練習が出来るように早めに石垣島に入ってもらい、体を作ってもらうのはいいことだと思います。優勝をするための内容の濃いキャンプを行います」と井口監督。佐々木のキャンプ1軍スタートはすでに明言しており、第1クールからの実戦形式でチームにどう合流させていくか、その目で見極めていく。

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2019年12月17日のニュース