1200万円増の楽天・辛島が査定方法で球団側に意見

[ 2019年12月17日 11:21 ]

契約更改交渉を終えて会見に臨む楽天・辛島
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 楽天の辛島航投手(29)が17日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円増の年俸6200万円でサインした。今季は開幕から先発ローテーションを支え、8月以降は中継ぎや先発などさまざまな役割でフル回転。チームトップで自己最多となる9勝をマークし、チームのCS進出に大きく貢献した。

 シーズン後半、チームとして先発投手から短いイニングで継投する「ショートスターター」の策に打って出た。「第2先発」として起用される試合もあった辛島は「チームが勝つための戦略であれば、そこでパーフォーマンスしなければいけない」とした上で「負担は大きいと感じた。自分が先発で5回、6回を投げてリードを守るのとは違うので」と振り返った。

 日本球界でも「オープナー」や「ショートスターター」といった従来とは違った継投策を取り入れるチームも増えてきた。辛島は「そこの評価は難しいと思う。(投球回が短くても)その役割を全うしたら、100点満点という評価をしてほしいという話は球団にしました」と話した。

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2019年12月17日のニュース