ソフトB 松田宣「世界一締め」だ!4度目の挑戦「早い段階で結果を出せるように」

[ 2019年10月28日 05:30 ]

沖縄へ出発する松田宣(撮影・岡田 丈靖)
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 3年連続日本一を達成したソフトバンク・松田宣が「世界一締め」を目標に掲げた。11月に開催される「プレミア12」の日本代表に名を連ねる“熱男”は27日、福岡から空路で沖縄に移動。「何度も日の丸のユニホームを着させてもらっているけど、世界一になれていない。チームのためにできることをやりたい」と力を込めた。

 13、17年のWBC、15年のプレミア12では世界の壁に阻まれ、頂点には立てなかった。「責任は感じているし、それは(坂本)勇人も一緒だと思う」。はね返されてきた自身初の世界の頂点へ向け、ともに3大会を戦った巨人・坂本勇と力を合わせ、チームをけん引する構えだ。

 円熟の36歳。今回の日本代表では巨人・大竹とともにチーム最年長の侍戦士となる。稲葉監督からはキーマンに指名されている元気印は「(選手間で)しっかり会話しながらやりたい。(国際大会は)どんどん時間が過ぎていく。日本シリーズと同じで、早い段階で結果を出せるようにすることが大事」と意気込みを口にした。

 ソフトバンクからは自身を含め6人が代表入り。嘉弥真、周東、甲斐野の3人が初選出となり「代表の雰囲気は一回行かないと分からない。責任と自覚を持ってやることが大事だと思う」と若手へのエールも忘れなかった。

 今季は5年連続の全試合出場を達成。クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズでも試合を決める一打を放ち、チームの日本一に貢献した。最後は自身初の世界一で、長い1年を締めくくる。

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2019年10月28日のニュース