巨人・岡本“打ち直し”2ラン 「負けたら意味ない」もCS3試合で打率・583、2本塁打

[ 2019年10月12日 05:30 ]

セ・リーグCSファイナルステージ第3戦   巨人6―7阪神 ( 2019年10月11日    東京D )

5回無死一塁、岡本は中越えに2ランを放つ(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 CS3試合連続マルチ安打。惜敗を喫したが、岡本の打棒は圧巻だった。まずは0―1の3回1死満塁。ガルシアの直球を捉えたライナー性の打球が中堅左のフェンス最上部に直撃する2点二塁打。リプレー検証の結果、判定通り二塁打だったが主砲のバットが雰囲気をガラリと変えた。

 5回無死一塁では、正真正銘の本塁打を“打ち直し”とばかりに、一時同点となる豪快な2ランをバックスクリーン左にぶち込んだ。7回にも左前打を放ち、4打数3安打4打点。3試合で12打数7安打の打率・583、2本塁打、6打点と快音は止まらない。

 それでも「スイープ」とはならず、日本シリーズ進出もお預け。「負けたら意味がない」。台風の影響で、第4戦は13日。23歳の4番は「やることをやってチームが勝てたら、それでいいです」と切り替えた。(青森 正宣)

続きを表示

2019年10月12日のニュース