侍ジャパン リスト上には100人 激しさを増す競争

[ 2018年10月12日 10:00 ]

11月に控える4年ぶりの日米野球で全戦必勝を誓う侍ジャパン・稲葉監督(撮影・西川 祐介)
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 【取材後記】侍ジャパン・稲葉監督の今回の代表のテーマは「競争」と感じた。過去の辞退経験者2人も含めれば、28人中13人がトップチーム初選出。コンディションの問題で外れた巨人・菅野、坂本勇ら本番で主軸を託される選手もいる。まだあえて門戸を開いている。

 フルメンバーと期待枠の割合は「まだ半々」という。過去2度の代表に連続招集し、今季の飛躍につなげたソフトバンク・上林、広島・西川らは漏れたが「彼らは十分評価しています」と期待は揺らいでいない。

 「このメンバーを基本線に、ではない。ジャパンの中での競争もある」。リスト上の選手は100人を超えた。「増えてますね。選択肢はどんどん増やしていただいて」。うれしい悲鳴ではなく、そう話す時が純粋にうれしそうだった。 (後藤 茂樹)

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