ハーパー桜バットで本塁打競争V 残り50秒で驚異の9発

[ 2018年7月18日 05:30 ]

ホームラン・ダービーを制したナショナルズのハーパー(AP)
Photo By AP

 大リーグのオールスター戦を翌日に控えた16日(日本時間17日)、恒例の本塁打競争がワシントンで行われ、桜の木のバットを手にした地元ナショナルズのブライス・ハーパー外野手(25)が優勝した。地元球団選手の優勝は、史上3人目。決勝は18本で終えた先攻のシュワバーに対し、「大観衆のエネルギーをもらった」と、残り50秒で8連発を含む9本を放って並び、ボーナスタイムの2スイング目で決めた。

 桜は1912年に日本からワシントンへ日米友好のために贈られ、桜並木は観光名所になっている。ハーパーは今季終了後にFAとなり、チームを去る可能性が高い。「桜はこの都市のモニュメントだから」。バットにはワシントンへの感謝の思いが込められていた。 (ワシントン・奥田秀樹通信員)

続きを表示

2018年7月18日のニュース