大リーグ プエルトリコで公式戦実施へ 当日はクレメンテ・デー

[ 2015年11月20日 13:13 ]

ロベルト・クレメンテ賞を受賞したパイレーツのアンドルー・マカチェン外野手 (AP)

 米大リーグは19日、プエルトリコの首都サンフアンで来年の5月30、31日にマーリンズの主催ゲームとしてパイレーツとの2連戦を行うと発表した。プエルトリコで公式戦が開催されるのは6年ぶりで、2010年のマーリンズ―メッツ戦以来。

 プエルトリコは元パイレーツの選手で、1972年12月にニカラグア地震の救援活動に向かう際、搭乗機が墜落して38歳で不慮の死を遂げたロベルト・クレメンテの祖国。コミッショナーのマンフレッド氏によると、5月31日の試合を「ロベルト・クレメンテ・デー」として、式典を予定しているという。

 パイレーツのコネリー球団社長は「クレメンテといえばパイレーツのこと。祖国プエルトリコで試合ができることに興奮している」と胸を高鳴らせていた。同球団がプエルトリコで試合を行うのは、2004年7月のエクスポズ(現ナショナルズ)4連戦以来。また、アンドルー・マカチェン外野手は今季、社会福祉に貢献した選手に贈られるロベルト・クレメンテ賞を受賞した。

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