仙台六大学で優勝65回…かつては最強の名をほしいままに

[ 2015年8月25日 11:14 ]

ミーティングで選手に話をする東北福祉大・大塚新監督

東北福祉大・大塚光二監督

 東北福祉大野球部は、かつて最強の名をほしいままにした。90年秋~96年秋まで破竹のリーグ118連勝。それ以外にも90連勝(1分け挟む)、60連勝、41連勝…。

 仙台六大学野球リーグでは65度の優勝を誇り、大塚新監督や佐々木(元横浜)、斎藤(楽天)、和田(中日)らが在籍した89年春から05年秋までは34季連続優勝と無敵の存在だった。しかし06年春に岸(西武)を擁する東北学院大に優勝を阻まれ、連続Vがストップ。ここ2年は全国大会からも遠ざかり、昨年、今年と春のリーグでは今秋ドラフト1位候補の152キロ右腕・熊原がいる仙台大に優勝をさらわれた。他大学もレベルアップする中、大塚新監督の就任後、野球部は新たに打撃マシンを2台購入。熊原対策で「140キロぐらいのボールを打ち返す練習をしている」と、ライバル打倒に燃えている。

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