成瀬 一発病解消だ!ハイペース調整「今はエースの自覚ある」

[ 2013年2月10日 06:00 ]

ブルペンで熱のこもった投球を見せるロッテ・成瀬

 ロッテ・成瀬がオープン戦初戦となる23日の中日戦(北谷)に先発することが決まった。斉藤1軍投手コーチが「先発で2イニング行く」と明かした。

 ハイペースで調整を続けるエースは第3クール初日も、今キャンプ6度目となるブルペン入りで150球の熱投。ここまで計480球を投げ込み「キャンプ序盤にここまでブルペンに入るのは初めて。フォームにばらつきはあるけど、順調に来ている」と話した。

 3年連続で被本塁打数がリーグ最多という不名誉な記録を継続中。「一発病の解消」が最大のテーマだ。「球が抜けたり、配球が読まれているのが原因。より厳しいコースに投げないと。疲れた状態でも力のある球を投げなければ」。スタミナと生命線となる制球力を磨くため、キャンプ前には自身初という自主トレ中のブルペン入りも4回こなし、体幹トレーニングも初めて取り入れた。

 「今までは何とかなるだろうという意識だったけど、今はエースの自覚がある」。最優秀防御率のタイトルを狙う10年目の左腕が、まずは3年ぶり2度目となる「オープン戦開幕投手」でキャンプの成果を見せつける。

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2013年2月10日のニュース