吉見「代表に行く井端さんへの餞別」14安打“プレゼント”

[ 2013年2月9日 19:05 ]

登板を終え、井端(右)と話す中日・吉見(左)

 中日のエース吉見が今キャンプ初めて打撃投手を務め、WBC日本代表候補の井端と対戦した。45球を投げ、安打性の打球を14本許した。「気持ちよく打ってもらおうと思った。代表に行く井端さんへの餞別(せんべつ)。楽しかった」と声を弾ませた。

 昨季痛めた右肘の不安からWBC代表候補を辞退し、シーズンへ照準を合わせる右腕は「今、100パーセントを求めていない中で順調」と話した。

 対戦を要望した井端は吉見の制球力に舌を巻きながら「自信をつけたいと思った。いい練習ができた」と笑顔。「吉見が(WBCに)一番出たかったと思うから、その分も頑張りたい」と決意を語った。

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