栗山監督 斎藤佑に「大説教だね 函館のときより納得がいかない」

[ 2012年5月26日 11:14 ]

セパ交流戦 日本ハム5―5中日

(5月25日 札幌D)
 その表情には悔しさがにじんでいた。6回途中5失点で降板。3試合続けて勝ち星なしとなった日本ハム・斎藤は「相手というより、自分が成長していかないといけない。5、6回は投げる球がなかった」と自身を責めた。

 初回に3点の援護をもらいながら、4回にブランコに左翼席最上段まで運ばれる特大の2ランを浴びる。「ブランコの一発は仕方ないにしても、次の1点を食い止められなかったことに悔いが残る」。さらに大島に右前適時打を浴びて同点に追いつかれた。そして6回、谷繁に勝ち越し打を許したところで悔しい降板となった。

 しっかりと球を見極める中日相手に5回を終えて109球を要した。栗山監督は「大説教だね。本人もだろうけど、函館のとき(9失点KOとなった12日西武戦)より納得がいかない」とエースの奮起を促した。

 8回に味方の同点劇で黒星は免れた。「負けを消してもらったということで、次回また頑張ろうと思います」と野手陣に感謝した。次回先発予定は31日のヤクルト戦。大学時代に慣れ親しんだ神宮で雪辱を期す。

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2012年5月26日のニュース