マー君 台湾戦先発はWBCへの布石

[ 2012年1月18日 07:27 ]

昨年4月の慈善試合前に2人で募金活動を行った楽天・田中(左)と日本ハム・斎藤

 今年3月10日に行われる東日本大震災復興支援試合「日本代表―台湾代表」(東京ドーム)で、日本代表メンバーに楽天・田中将大投手(23)が内定、3イニングの予定で先発することが17日、分かった。

 田中の今回の先発登板は、来年開催予定の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への布石でもある。田中は08年北京五輪に19歳の史上最年少で日本代表に初選出。09年第2回WBCでは4試合に登板するなど着実に経験を重ねており、第3回WBCでは日本代表のエースとして期待される。

 「僕らは東北のチーム。長い目で支援していきたい。また被災者の方々のもとへも行きたいし、野球教室もしたい」。そう話す田中が、復興を目指す被災地に光を与えるシンボルとして、東京ドームのマウンドに立つ。

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2012年1月18日のニュース