黒田 涙の最終戦「評価を聞いてみたいというのが…」

[ 2011年9月29日 17:00 ]

 米大リーグ、ドジャースとの契約が今季で切れる黒田博樹投手(36)は28日、最終戦後にメジャーでの4年間を振り返り「自分なりには満足できた。これだけできるとは思っていなかった」と涙をぬぐいながら話した。

 
 来季の去就については白紙を強調し、日本球界復帰についても「これからについては現時点で考える余裕はない。(米国でプレーしない)可能性はゼロではない」と話した。36歳の右腕は米球界でも安定感を高く評価されており、黒田は「いまも直接ゼネラルマネジャーから、来年も待っていると言ってもらった」と言葉に詰まりながら語った。
 
 黒田は今季初めて200投球回をクリアし、メジャー自己最高の13勝(16敗)、防御率3・07の成績を残した。
 
 ▼黒田の話 自分の責任を1年間果たせたことですっきりした。毎年成績が上がり、自分なりには満足できた。(去就については)何を重視するかになってくる。野球人として、評価を聞いてみたいというのが現時点での正直な気持ち。(共同)

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2011年9月29日のニュース