WCでは勝てないヤンキース ジンクス打ち破れるか

[ 2010年10月6日 16:36 ]

 松井秀の活躍で9年ぶりの頂点に立ってから1年。ヤンキースが連覇に向け、プレーオフに臨む。今季はレイズとア・リーグ東地区の優勝を争った末の2位で、ワイルドカード(WC=最高勝率2位球団)での出場だが、WCで出場した過去3度のプレーオフはいずれも地区シリーズ(5回戦制)で敗退している。

 初のWCはショウォルター監督時代の1995年。14年ぶりのプレーオフ進出だったが、マリナーズに2連勝後、3連敗した。トーリ監督時代の97年と2007年はともにインディアンスに屈した。ジーター主将は「勝つというのは難しいもの」と気を引き締める。
 ただ、ツインズとは相性がいい。地区シリーズでは過去3度の対戦で9勝2敗と圧倒。昨年は3連勝している。2年連続最多勝のサバシアで初戦を取りたいところだ。
 7月に、半世紀以上にわたってヤンキースタジアムの場内アナウンスを務めたシェパード氏、「ボス」と呼ばれた名物オーナーのスタインブレナー氏が相次いで死去。ジラルディ監督の下、追悼勝利に向けチーム一丸となり、ジンクスを打ち破れるか。(共同)

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2010年10月6日のニュース