西武、乱打戦で競り負け今季初の同一カード3連敗

[ 2010年7月1日 22:36 ]

 【西武7―9日本ハム】両チーム計32安打の乱打戦に、西武は競り負けた。今季初の同一カード3連敗。渡辺監督は「最後は粘りを見せたけど、現状況での勝負弱さ、しっかり仕事ができていないのが出た」と疲れ切った表情だった。

 三回までに5―1とリードしながら、先発の西口が踏ん張れない。四回に田中に3ランを浴びて、この回限りで降板。中継ぎは2番手の岡本篤が2回無失点と好投しただけで、七回以降は毎回の失点。4点を追う九回に2点差まで迫ったが、反撃が遅すぎた。
 2位のロッテに2ゲーム差を付けているとはいえ、リーグ戦再開後は6勝6敗と五分の数字だ。中村、石井一に続いて岸も右肩痛で離脱することとなったが、「今、負けが込んでいるけど、こういう時のために前半頑張って貯金を作った」。指揮官は懸命に前を向いた。

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2010年7月1日のニュース