渡辺監督に社長が厳命「最低でもAクラス」

[ 2009年10月9日 06:00 ]

 西武の小林信次球団社長(61)は、新たに2年契約を結んだ渡辺久信監督(44)に対し、Aクラス入りを厳命した。昨季は就任1年目で日本一に輝いたが、今季はBクラスに沈んでCS進出も逃した。

 小林社長は「若い人を育てることに関しては優れている」と涌井、中村を投打の柱に成長させた手腕を評価しながら「Bクラス?ファンはガッカリしている。来年は首位奪回、最低でもAクラス。監督には“1年契約というつもりでやるように”と言いました」と険しい表情を見せた。
 2年連続Bクラスとなれば、球団としては創設期の79~81年以来となる屈辱。今回は2年契約を望んだ指揮官の要望を球団が受け入れた形となったが、その座は確約されていないのが実情。「死に物狂いで来季にかける」と話した渡辺監督にとって来季は背水のシーズンとなる。

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2009年10月9日のニュース