原監督痛恨…救いは坂本、先発復帰2安打

[ 2009年7月29日 06:00 ]

<巨・中>6回無死、巨人・坂本勇人が藤井を執念のジャンピングスローでアウトにとる

 【巨人3―5中日】長嶋終身名誉監督も見守る中での手痛い1敗にも、光明はあった。腰痛のため、球宴前最後の横浜3連戦を欠場した巨人・坂本が、スタメン復帰を自ら祝う2安打をマーク。打率を・320に上げ、リーグ2位に再浮上した。

 3回にチェンの外角直球を右前に運ぶと、5回無死満塁では一時は同点となる左前2点適時打を放った。低めの直球をとらえ「直球に負けないように思い切っていきました。(球速が)速いので少し始動を早くして強く振ることを意識しました」と振り返った。この日の2安打で今季のチェンとの対戦成績は15打数5安打、打率・333。昨年は17打数1安打と抑えられた左腕に対し、苦手意識も払しょくした。
 「体の調子もいいので、あとは試合に勝つことですね」。後半戦フル出場を目標に掲げる坂本が、最高の再スタートを切った。

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2009年7月29日のニュース