状態上向きなのに…松井秀は出場機会なし

[ 2009年4月25日 09:51 ]

 ヤンキースの松井秀が5試合ぶりに先発を外れた。敵地で今季初の宿敵、レッドソックス戦。試合前の記者会見で、ジラルディ監督は松井秀について「体調は問題ない。相手先発が左腕なので右打者を使いたかった」と説明。先発に両打ちを含め7人の右打者を並べた。

 レッドソックスの先発は昨季、無安打無得点試合を達成したメジャーを代表する左腕、レスター。ヤンキース戦は過去に4試合で2勝負けなしと得意にしており、左打ちの松井秀は3打数無安打に抑えられている。
 とはいえ、松井秀も4試合連続ヒット中。ここ2試合は複数安打で22日の試合では開幕戦以来の本塁打を放ち、調子を上げていた。本人も「状態は上がってきている」と話していただけに、悔しいはずだ。
 昨年手術を受けた左ひざの状態はいい。結局出場機会はなかったが、試合前の練習では、左翼の芝生の上でダッシュを繰り返し、好調をアピールした。(共同)

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2009年4月25日のニュース