ソフトBナインに“パフォーマンス指令”

[ 2008年10月10日 06:00 ]

 ソフトバンクの秋山新監督がナインに“パフォーマンス指令”を出した。就任から一夜明けたこの日は、あいさつ回りで福岡市役所などを訪問。吉田宏市長から「(最近の選手は)パフォーマンスがないですね」と投げかけられたことに、指揮官も「自然と体から出してもらったほうがいい」と賛同した。自身は西武で現役時代、86年・広島との日本シリーズ第8戦で同点アーチを放った際に“バク宙ホームイン”を披露。西武ファンだけでなく、多くの野球ファンに印象づけた。

 ホークスでは過去にズレータ(現ロッテ)が“チョップ、チョップ、パナマウンガ~!”などと絶叫して人気を博した。ここ最近でそういった選手は皆無とあって「グラウンドに出て闘志を出せばお客さんにも伝わる」と秋山監督。グラウンドの中、そして外で“パフォーマンス軍団”と化して最下位からの脱出を狙う。

 ≪鳥越コーチが2軍監督に≫ソフトバンクは9日、2軍首脳陣のうち石渡茂監督(60)、藤田学投手コーチ(53)、岩木哲バッテリーコーチ(54)の3人と来季の契約を結ばないと発表した。石渡監督はフロント入りする予定で、後任には鳥越裕介2軍内野守備走塁コーチ(37)の就任が濃厚となっている。また、秋山新体制の組閣はきょう10日に発表される予定。

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2008年10月10日のニュース