「誰も下を向かなかった」広陵、7点差逆転V!

[ 2008年7月23日 13:35 ]

7球団ホレ直した 広島の大型右腕、本領発揮

プロ注目の強肩捕手、打っても3点アーチ

 高校野球の広島大会は23日、広島市民球場で決勝戦が行われ、プロ注目の3投手を擁する広陵と、ドラフト候補の内-東のバッテリーを中心に勝ち上がってきた総合技術が2年連続で対決。最大7点差をひっくり返した広陵が両軍計26安打の打撃戦を制し、12-10で勝ち、2年連続19度目の甲子園出場を果たした。
 昨夏の選手権大会準優勝校も4回を終え2―9。
 しかし、林主将が「ミスはあったが下を向くのは誰もいなかった」と振り返った通り、直後の5回に7点を奪い一挙に同点。6回には敵失で勝ち越し、逃げ切った。
 試合終盤には「(逆転された)昨夏の決勝がよぎってしまった」と苦笑いした中井監督は、「チャンスがある以上、一戦必勝で宝物を取りにいきたい」と力強く話した。

続きを表示

2008年7月23日のニュース