東海大甲府に最速143キロ村中2世

[ 2008年7月9日 06:00 ]

<桂・東海大学甲府>6回を被安打3、12奪三振で完投勝利の東海大甲府・渡辺圭

 【東海大甲府12―1桂】東海大甲府2年生エース左腕の渡辺が6回コールドながら3安打1失点無四球完投。18アウトのうち12が三振。最速143キロの直球は136キロ止まりだったがスライダーがさえた。東海大相模時代に原(現巨人監督)らと75年センバツ準優勝に輝いた村中監督も「よく投げてくれた。今の時点ではヤクルトの村中よりも上。制球がいい」と絶賛。4年ぶりの夏へ第一歩。「監督にオレを超えるには全国制覇しかないと言われたのでそれを目指して頑張りたい」と16歳左腕は意気込んだ。

 ◆渡辺 圭(わたなべ・けい)1991年(平3)7月15日、山梨県生まれの16歳。小学1年から「栄少年野球団」で野球を始め、南部中時代は富士シニアに所属。東海大甲府1年秋からベンチ入りし、今春から背番号1。家族は両親と姉、弟2人。1メートル71、72キロ。左投げ左打ち。

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2008年7月9日のニュース