マリナーズテコ入れ 打撃コーチ解任

[ 2008年6月11日 06:00 ]

 【マリナーズ3―2ブルージェイズ】地区最下位に沈むマリナーズがテコ入れを行った。不振の一因となっていたリーグ13位のチーム打率・248(8日現在)の責任を取る形で、球団は就任3年目のジェフ・ペントランド打撃コーチ(61)の解任を発表。後任に特別補佐のリー・イーリア氏(70)が就任する。

 試合前にコーチ交代を知らされたイチローは「絶対に僕の邪魔をしなかった。すごくやりやすかった」と話した上で「(組織として)周りに対して何かをしないといけないことの1つだったと思います」と語った。
 この日のブ軍戦では初回に三塁線を破る安打で出塁し、次打者ビドロの2ランを呼んだ。一丸となったナインは10回1死満塁からカイロのスクイズで決勝点を奪ったが、イチローは「この何日間は最終的に勝つかどうか。きょうも最後は危なかった。頼りないこともいっぱいある」と苦言。コーチ解任劇を今後に生かさなければならない。

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2008年6月11日のニュース