中田「情けない」と2軍行き志願

[ 2008年3月9日 17:40 ]

8回、日本ハム1死、打者中田のとき、巨人・クルーンがマークした158キロの球速を示す表示

 18歳がプロの壁にぶつかっている。日本ハムの新人、中田(大阪・大阪桐蔭高)は9日の巨人戦(札幌ドーム)後「自分の実力のなさ。本当に情けない」と何度も力不足を口にした。

 2戦連続で先発から外れ、8回に代打で出場。球界屈指の抑え、クルーンに158キロを投じられ、最後は変化球に泳がされて二飛。「今のレベルでは打てない」と格の違いを見せつけられた。
 変化球攻めや疲れなどで、完全に自分の打撃を見失い、11打席連続無安打。打撃練習でも満足な当たりは少ない。練習態度を注意され、この日は代打の準備を怠るなどプレー以外の反省点も多い。「何をやってもうまくいかない状況で、練習にも集中できていなかった。結果が出ないことが続いてフォームも崩している」
 試合後には居残りで特打も行ったが、開幕1軍は厳しい状況。「今の自分なら2軍に落としてもらった方がいいくらいで、開幕1軍とか言えるレベルじゃない。どうやって一からやり直していこうか、考えている」。大型新人は悟ったように話した。

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2008年3月9日のニュース