涌井2発被弾 ブラゼルを高評価

[ 2008年2月12日 06:00 ]

ブルペンでステップ幅を確認する涌井

 西武の涌井秀章投手(21)がフリー打撃で4番候補の中島、ブラゼルを相手に初登板。直球のみ45球を投げ、ブラゼルには右中間に2発を浴びたが「打者に気持ち良く打ってもらいたいし、ボールを投げないようにした」と話したようにボールはわずか7球。さらに「ブラゼルは30発は打つと思う」と新戦力に手応えを感じていた。

 その後はブルペンでも111球の投げ込み。投球後に何度もバランスを崩す場面があったが「速い球を投げるために腕を振ったから。フォームはいつでも修正できる」と狙いを説明した。
 絶対的な信頼を寄せる首脳陣は、開幕までの調整を本人に任せている。開幕を見据える本人の希望はオープン戦登板は2試合のみ。これは昨季より1試合少なく、2試合とも先発で5、6イニングとなる見込みだ。まずは21日の紅白戦でキャンプの成果を確かめる。

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2008年2月12日のニュース