【高校サッカー】鹿島学園・清水朔玖、3戦連続PK弾&芸術的FK弾 独特の間合い刻む「自分一人の時間」

[ 2026年1月4日 15:13 ]

第104回全国高校サッカー選手権準々決勝   鹿島学園3―1興国 ( 2026年1月4日    Uvanceとどろきスタジアム )

<興国・鹿島学園>試合後、写真に納まる鹿島学園・清水(撮影・西海健太郎)
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 3年ぶり12回目の出場となった鹿島学園(茨城)は興国(大阪)を3―1で破り、17大会ぶりの4強入りを果たした。立役者は2得点を挙げたDF清水朔玖(さく、3年)だ。前半17分に先制ゴールとなった3戦連続PK弾を含む2得点で今大会4得点目をマークし、チームを国立舞台に導いた。

 ボールをセットしてから独特の間合いとステップを刻む。0―0の前半17分、味方が獲得してくれたPK。清水にとって「あの時間は自分一人の時間。自分を無にする」空間だ。冷静に右足で真ん中へ蹴り込んだ。「右足のキックは得意。(鈴木雅人)監督から“弾道とスピードがあっていいキックを持っているから清水が蹴れ”と任されている。もしPKになったら真ん中に蹴ろうと決めていた」。チームに流れを呼び込む貴重な先制点。取材エリアでは納得の表情で胸を張った。

 圧巻だったのは後半23分だ。味方がペナルティーエリア手前で獲得したFK。右足からきれいな弾道を放ち、直接ゴール右上を突き刺した。キッカーとして意識しているのは「蹴るまではリラックスして蹴るインパクトの時だけ力を入れる」。日々の全体練習後、約30分の自主練で磨いてきたキックはチームの今大会通算15得点を支えている。

 準決勝からは舞台を国立競技場に移す。サイドバックとボランチをこなす技巧派キッカーは「自分が点を決めることもだけど、第一優先はチームの勝利。チームを勝利に導く」と言葉に力を込めた。

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