「見てる人は見てる」SAY-LA芝咲智菜、孤独な戦いを支えたファンの一言

[ 2026年4月3日 20:30 ]

【画像・写真3枚目】「これ見てニコニコしてるのかな」 SAY-LA芝咲智菜、色褪せた写真に重ねるファンへの愛しい想い(撮影・星名 きょうか)
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 SAY-LAのメンバー・芝咲智菜は、一度ステージを降りた後、再びアイドルの道を選んだ。その根底にあるのは、夢と、ファンへの感謝、そして「言霊」への強い信念だ。スポニチ東京本社でのインタビューで、夢の原点と未来への覚悟に迫った。(「推し面」取材班)

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 キャリアの原点は「ただただ目立ちたかった」という純粋な衝動だった。だが、一度アイドル活動を卒業し、1年半の空白期間を経て、その想いは大きく変貌を遂げる。「アイドルとしての夢を叶えたい、に変わりました」。より大きなステージへ、もっと有名になりたい、ファンと一緒に楽しみたい――。明確な目標を胸に、再びオーディションを受け続けた。「もうそれしかやらないぞっていう気持ちで、前しか見てなかったです」。そこには一片の迷いもなかった。

 初めてステージに立った日の光景は、今も鮮明に記憶している。「ファンの人ってこんなにペンライトいっぱい持って振るんだ…」。緊張よりも「楽しい」という感情が勝ったあの日の高揚感が原動力だ。しかし、活動を続ける中で、常に一つの壁が立ちはだかる。「やっぱり動員のことを気にしちゃいますね。どうすれば私とSAY-LAのファンも増えるんだろうって。それが一生の課題です」。華やかな世界の裏側で“見つかる”ための孤独な戦いが続いていた。

 心が折れそうになった時、救ったのはファンの一言だった。ビラ配りをしても思うようにファンが増えず、落ち込んでいたある日。他のメンバーのファンが「いつも頑張ってるね、見てるよちゃんと。みんな見てるから大丈夫だよ、絶対」と声をかけてくれた。「もうその瞬間、ほぼ泣いてるぐらいの顔で『ありがとう』って…。見てる人は見てるんだなって」。その言葉が、何よりの支えになった。

 「まず私は、豊洲PITに立ちたいんですよ」。彼女の口から、夢が堰を切ったようにあふれ出す。そして武道館、アリーナ、さらには東京ドームへ。「有名になって、地上波に出られるくらいのアイドルになりたい」。荒唐無稽な夢物語ではない。その瞳は、確かな自信に満ちている。

 「自信はあります。私たちならできるなって。自分の思った通りにいく世の中だと思ってるんですよ、私は」。言霊を信じ、夢を語り続ける姿は、真っ直ぐで力強い。「夢をかなえるまで死ねないです、私」。その言葉は、ファンと、そして自分自身と交わした固い約束だ。

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