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【RIZIN】フライ級トーナメントのリザーブマッチは伊藤―山本アーセン 伊藤「運命だと思った」

[ 2025年9月5日 19:25 ]

伊藤裕樹
Photo By スポニチ

 総合格闘技「RIZIN」は5日、都内で「RIZIN・51」(28日、IGアリーナ)で行われる「RIZINワールドGP2025フライ級トーナメント2回戦」のリザーブ戦の対戦カードを発表した。RIZIN総選挙でリザーバーになった伊藤裕樹(28=ネックス)に1回戦で敗れた山本アーセン(29=KRAZY BEE)との対戦が決定。

 伊藤は小4から中3までボクシングを学び第2回全日本幼年ボクシング大会優勝経験を。高校時代よりMMAに興味を持ち、16年に憧れのTHE OUTSIDERでデビューし、ボクシングで培った打撃を武器に初代50-55王者に輝く。

 19年5月からDEEPで3連勝、デビュー以来破竹の12連勝を飾る。しかしその12月、鮎田直人に判定負けでプロ初黒星を喫した。21年3月のRIZINデビュー以来、得意の打撃で全フィニッシュの3連勝。その勢いに乗り、8月からはDEEPフライ級GPに参戦したが23年2月に本田良介に判定負けを喫し準決勝敗退。同5月、10カ月ぶりのRIZINで山本アーセンに判定負けで自身初の連敗を経験。7月、直談判から参戦を掴んだヒロヤに判定勝利で再起。24年10月にはイ・ジョンヒョンをグラウンド肘でTKOし、久々のフィニッシュ勝利を収めた。

 25年3月、自身初となる北米選手との国際戦でララミーと強烈な打撃戦の末に判定勝利を収め、RIZIN5連勝。連続参戦となった5月の男祭りでは、組技・寝技で上回る神龍にドミネートされ惜敗を喫した。7月のGP初戦ではEFC王者のズールーを相手に好局を切り開き判定勝利を挙げた。しかし8月の総選挙では涙の落選。勝者であった事実を踏まえてもGP1回戦で一本負けしたアーセンには負けられない。 

 一方の山本アーセンは4歳よりレスリングを学ぶ。数々のジュニア大会で優勝を収めた後ハンガリーへレスリング留学。リオ五輪をケガで断念すると、15年末にRIZIN電撃参戦が決定。デビュー戦でヒクソン・グレイシーの息子クロンの三角絞めに敗れたものの、うまい戦いをの心をつかんだ。

 16年9月、才賀紀左衛門を相手にスプリット判定勝利。その後2連敗を経て18年大みそか、他界したKIDへの思いを胸に宮田和幸の引退試合の相手を務め、一本負け。19年6月、ティム・エスクトゥルースを肘でKOし再スタートを切った矢先に怪我で長期離脱。20年8月の復帰戦で加藤ケンジに1R KO負けを喫すると、再び療養へ。23年5月の復帰戦より階級を下げ、フライ級戦線で頭角を現すストライカーの伊藤裕樹を相手に得意のレスリングで終始攻め続け勝ち星をもぎ取った。

 その後9月の福田龍彌戦でドクターストップTKO、24年3月の柴田“MONKEY”有哉戦で一本負けを喫し2連敗に。1年2カ月ぶりの再起戦となった25年5月、ストライカーの冨澤大智に2R、裸絞めで勝利、新たなチームのもとでの成長を見せつけた。しかし7月のGP初戦では自ら指名した神龍誠にギロチンチョークを極められ敗退した。リザーブマッチのチャンスを得た今回、伊藤を前回を上回る勝ち方で返り討ちにし、GP大逆転を狙う。
 
伊藤裕樹は「NEXの伊藤裕樹です。まず初めに先日はフライ級総選挙、自分に投票してくれた皆さん準決勝に進めなくてすいませんでした。“結局、格闘技は実力や。一回戦なんか関係あるか。実力や!”てな感じで怒った方がおもろいんやろうな。なんて思ったこともありました。リザーブマッチの相手がアーセンと聞いてこれもまた運命だと思いました。1回戦では美人格闘家に褒められて鼻の下を伸ばしたヤツに負けてはしまいましたが自分に強くなるキッカケをくれた。地元名古屋でGPの試合より面白い試合をしてあの時のリベンジを果たします。グランプリの4人はケガ怪我したらすぐ連絡ください」とコメント。

 トーナメント復帰を狙う山本アーセンも「どうも、RIZINファンの皆様お久しぶりです、山本アーセンです。前回の1回戦では何も見せれずふがいない内容で終わってしまい、どうしても悔やんでも悔やみ切れない思いを我慢できず、RIZIN側にその気持ちを伝えさせてもらいました。まず、自分にこのようなチャンスをくださった榊原社長をはじめ、RIZINの方々には感謝しかありません。しかも俺が大好きな仲間達がいる大好きな名古屋で試合出来る事を心の底から光栄に思います。本当なら2度ないチャンスのところをもう一度チャンスをいただいたので責任持って裕樹と最高な試合して、自分のために勝ってみんなに恩返しをします。応援よろしく宜しくお願いします 裕樹、、、ダンスの準備出来てる?」と挑発し返り討ちを狙う。

 朝倉未来との対戦を要求する萩原京平(29=SMOKER GYM)は朝倉の率いるJTT所属の秋元強真(19)と対戦する。桜庭和志の長男・大世(26=サクラバファミリア)が宇佐美正パトリック(25=Battle―Box)と激突するなどオープニングマッチを含め5試合が決まった。

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