人母美“かわいがり”にヘロヘロも…闘志十分「いつかダウンを」
WBO世界女子スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・ダニエラ・ベルムデス VS挑戦者・高野人母美
(11月11日 後楽園ホール)
初の世界挑戦が決まったモデルボクサーの高野人母美が都内で10回のスパーリングを実施した。
相手を務めたのは元WBA世界フライ級王者の坂田健史・協栄ジム代表。好戦的な王者ベルムデスに扮した同代表の前進を食い止められず、高野は近距離からパンチを浴びてヘロヘロ。意識朦朧(もうろう)となりながら10回をこなした。
この日の朝、大相撲の田子ノ浦部屋を稽古見学して触発された金平会長からは「世界は甘くないぞ!」「休むな!」と活を入れられた。「試合までに900回(スパーリングやミット打ち)」の課題も出されている。たっぷりと“かわいがり”を受けた高野は「やられっ放しですけど(坂田代表から)いつかダウンを取りたい」と闘志をみなぎらせていた。
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