×

IBF 混乱の全責任と謝罪 大毅の王座保持問題

[ 2014年3月19日 19:46 ]

 ボクシング世界戦で亀田大毅(亀田)が敗れながらそのまま王座を保持した問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、東京都内で記者会見し、混乱を招いた全責任が国際ボクシング連盟(IBF)にあるとする謝罪文を受け取ったことを明らかにした。亀田大は同日、IBFスーパーフライ級のタイトル返上を表明した。

 昨年12月の王座統一戦では、相手の世界ボクシング協会(WBA)のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)が体重超過で王座剥奪となったが、IBFは試合前日の「亀田大が敗れた場合、王座は空位」との発表を試合後に一転させた。JBCの秋山弘志理事長は「JBCに何ら落ち度がないことをIBFも率直に認めた」と説明し、この試合の立会人を務めたIBFのリンゼイ・タッカー氏を当面日本での試合に関与させないこととした。

 ▼秋山弘志・JBC理事長の話 JBCに何ら落ち度はなく、IBFも謝罪した。このような状況は早く解消した方がいい。(王座返上の)亀田側をある程度評価したい。

続きを表示

2014年3月19日のニュース