【バレーボール】デアルマスが代表外れる 登録資格なし、協会内で情報共有されず

[ 2024年4月9日 16:53 ]

スパイクを打ち込むデアルマス(撮影・福永稔彦)
Photo By スポニチ

 日本バレーボール協会は9日、デアルマス・アライン(23=サントリー)が今季の男子日本代表登録メンバーから外れると発表した。パリ五輪には出場できない見通しだ。

 キューバ出身のデアルマスは今年2月1日付で日本国籍を取得し、先月19日に日本代表に初選出された。

 国際バレーボール連盟(FIVB)の規定では国籍変更後、2年間が経過しなければ代表登録できない。ただ元の国籍での代表歴がないなどの条件を満たせば期間が短縮される例外規定がある。

 日本協会はFIVBに対し例外規定による登録資格の承認を申請した。3月上旬にFIVBから例外に該当しないと連絡があったが、代表メンバーを選考する強化委員会に伝達されていなかった。

 日本協会は「選手、関係者、ファンの皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と謝罪のコメントを発表した。

 デアルマスは1メートル89のアウトサイドヒッターで宮崎・都城東高からサントリーに加入。Vリーグ・プレーオフ決勝では16得点を挙げて優勝に貢献。パリ五輪でメダル獲得を狙う日本代表の新戦力として期待されていた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年4月9日のニュース