パナソニック快勝　ブラン監督にアピールの西田有志「レベルアップしていると言われるパフォーマンスを」

バレーボール　全日本選手権第2日 （ 2023年12月9日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ ）

得点を決めて喜ぶ西田（撮影・福永稔彦）
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　男女の2回戦が行われ、男子のパナソニックは日大に3―0（25―16、25―13、25―15）で快勝した。パリ五輪予選メンバー5人を擁す強豪が6年ぶりの優勝に向けて好スタートを切った。

　日本代表のオポジット西田有志は「しっかり3―0で勝つことができて良かった。パナソニックとしても大分優勝から遠ざかったいるので、優勝できるように貢献したい」と意欲をあらわにした。

　西田は昨年の大会にジェイテクトで出場し優勝を経験している。当時は原因不明の体調不良を抱えながら奮闘した。今大会後には検査を受ける予定で、不安が完全に解消した訳ではない。それでも余裕を持っての初戦突破。自身のパフォーマンスにも「コンディションはいい。スパイクも高さを出してディープに打ち分けることができている」と手応えを感じている。

　この日は日本代表のブラン監督も観戦。試合前には2人で話し込む光景も見られた。西田は「大した話はしていない。視察していただいているので、しっかり成果を出しているところを見せたい。五輪メンバーに入れる確証はないので、レベルアップしているとブラン監督に言われるようなパフォーマンスをしたい」と先を見据えた。