畑岡奈紗が69の好発進「アンダーでスタートできて良かった」暫定2位でホールアウト　全米女子OP

全米女子オープン第1日 （ 2023年7月6日    米カリフォルニア州ペブルビーチ・リンクス＝6505ヤード、パー72 ）

畑岡奈紗（AP）
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　今季メジャー第3戦が開幕し、世界ランク20位の畑岡奈紗（24＝アビームコンサルティング）が6バーディー、3ボギーの69で回り、3アンダーと好発進を決めた。

　ホールアウト時点でトップと1打差の暫定2位。中継局のインタビューに「出だし2ボギーからスタートして、後半4アンダーに持って行くことができて。アンダーでスタートできたのは良かったかなと思います」と振り返った。

　見事なカムバックだった。インの10番から出て2連続ボギー発進。13番で初バーディーも、15番でふたたびボギーを叩くなど波に乗れずに前半を1オーバーで折り返す。しかし後半のアウトで一気に巻き返す。名物ホールの実測113ヤードの7番パー3で第1打を1・5メートルに寄せるなどボギーなしの4バーディー。「今日はパッティングが良かった。アイアンショットはだいぶ自分がやりたいことができるようになってきたので、そこでチャンスにつけられたのは良かった」とうなずいた。

　21年にはプレーオフに進みながら、涙を飲んだのがこの大会だった。悲願のメジャー初タイトルを目指す戦い。日米通算11勝の24歳は「明日は午後スタートで風も強くなると思うけど、しっかり良いところにボールを置いてチャンスにつけられるようにしたい」と気を引き締めた。