中島啓太　首位タイ浮上で5週連続最終日最終組「学ぶことが全然違うのでこだわってやっていました」

男子ゴルフツアー　プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品第3日 （ 2023年6月24日    栃木県　西那須野CC＝7036ヤード、パー72 ）

2番でティーショットを放つ中島（撮影・郡司　修）
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　3位で出た中島啓太（23＝フリー）が65と伸ばして、通算20アンダーで長野泰雅（20＝福岡地行）とトップに並んだ。最終日は5週連続で最終組で回る。河本力（23＝大和証券）が2打差の3位。石川遼（31＝CASIO）は通算7アンダーで57位に後退した。

　中島が今週も“指定席”の最終組に入った。「同じ優勝争いでも最終組と1組前では学ぶことが全然違うので、今日もこだわってやっていました」。2番で2メートル、3番で6メートルのチャンスを決めるなどショット、パットともに好調で、最終日をトップで迎えるのは2週連続だ。

　23歳の誕生日だったこの日は1番で第1打を打つ前に「昨日のエースと誕生日のことをアナウンスされ、いつもより3倍緊張しました」と振り返った。前夜は日体大の1年先輩の河本と3日連続で焼き肉を食べリラックス。「3日間とも僕のおごりでしたが、今日は誕生日なのでごちそうしてもらいます」と笑った。

　希望していた河本との最終組対決はかなわなかったが「優勝争いをしていることに変わりはないので終盤まで一緒にスコアを伸ばせればと思います」と表情を引き締めた。