北口榛花、大会新64m43でV 「2週連続の64メートル台は自信になる」

[ 2023年5月6日 12:40 ]

陸上・木南道孝記念第1日 ( 2023年5月6日    ヤンマースタジアム長居 )

北口榛花
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 女子やり投げは日本記録保持者で、既に今夏の世界選手権(ブダペスト)出場を決めている北口榛花(JAL)が2投目に大会新の64メートル43をマークし、優勝した。

 「緊張して投げられない」と説明する1投目に63メートル72をマーク。両手を顔付近まで上げ、小躍りする絶好の滑り出し。2投目に先月29日の織田記念でマークした64メートル50に続く今季のセカンドベストに達した。3投目以降は硬いやりを使ったり、助走スピードを上げるなど試行錯誤に充てた。

 「先週(織田記念)より体が動く状態だった。まだ(助走の)スピードに体がうまく反応できていない。2週連続で64メートル台は自信になる。でも、まだ完璧じゃない」

 師事するチェコ人コーチのセケラック氏が前日に来日し、現場で指示されたことも大きいという。「リモートより細かく指示をもらえるので。速く走りながら、いいタイミングで放れれば、もっととぶと思う」と手応え十分の口ぶりだった。

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2023年5月6日のニュース