石川遼は66で5位浮上「このスコアは良い方の予想外」首位と7打差で決勝ラウンドへ

男子ゴルフツアー　東建ホームメイト・カップ第2日 （ 2023年3月31日    三重県　東建多度CC名古屋＝7062ヤード、パー71 ）

＜東建・第2日＞18番、バーディーを決め、ギャラリーの声援に応える石川遼（撮影・井垣　忠夫）
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　10位から出た石川遼（31＝CASIO）は6バーディー、1ボギーの66で回り通算9アンダーに伸ばし5位に浮上した。首位とは7打差。

　ホールアウト後は「今日このスコアで上がれたのは良い方の予想外だった」と笑みを見せた。

　前半は苦しんだ。2番で1メートルのパットがカップに蹴られてボギーが先行。パー5の5番で2オンに成功してバーディーを取り返したものの、その後はスコアが動かないまま前半を終えた。

　しかし後半流れが変わった。11番で2メートルの下りのパットを沈めてスコアを伸ばし、12番ではピンチから一転バーディーを奪った。第2打が左崖下へ。ボールは花壇の縁に止まった。そこからスライスを掛けてレイアップ。第3打を1・5メートルにつけてスコアを伸ばした。

　終盤はバーディーラッシュとなった。15番でバーディー。パー5の17番は第2打をグリーン近くに運んで伸ばし、最終18番パー4は右ラフから4メートルにつけて連続バーディーで締めた。

　後半のプレーについて石川は「11番という難しいホールで下りの難しいパットが入って、12番でラッキーもあった。ずっと良いプレーしててバーディーにつながらなかったのに、良いプレーしていないのにバーディーにつながった。それが14番以降につながった。我慢した時間の方が価値があるかな」と振り返った。