渡辺が太腿を痛めて欠場　ネッツは勝率5割復帰ならず　デュラントの“開幕記録”はストップ

76ersのメルトンをマークするネッツのデュラント（AP）
Photo By ＡＰ

　ここ4試合連続で2ケタ得点を記録していたネッツの渡辺雄太（28）は22日、太腿を痛めたために敵地フィラデルフィア（ペンシルベニア州）で行われた76ersを欠場。ネッツは106―115（前半57―63）で敗れて8勝10敗となり、今季2戦目（1勝1敗）以来となる勝率5割への復帰はならなかった。

　ケビン・デュラント（34）は20得点で、25得点以上の開幕からの連続記録は17試合（歴代5位）でストップ。復帰2戦目となったカイリー・アービング（30）は23得点で、ベンチスコアは29―47だった。

　渡辺の欠場は今季4試合目。3点シュートの成功率（57・1％）でリーグ1位となっている貴重なベンチプレーヤーを欠いたネッツの3点シュート成功は28本中9本（成功率32・1％）で、32本中16本を決めた（同50・0％）76ersとは対照的にシュートの精度を欠いた試合となった。

　76ersは9勝8敗。ジョエル・エンビード（28）、ジェームズ・ハーデン（33）、タイリース・マキシー（22）の主力3選手を欠いていたが、トバイアス・ハリス（30）が後半開始早々に右足首を痛めながらも24得点を稼ぎ、ディアンソニー・メルトン（24）も6本の3点シュートなどで22得点を挙げて勝利に貢献した。