空手・喜友名 東京五輪満点金メダルの“切り札”だ!ピンク・レディー名曲振り付けで形に「粘り」

[ 2020年11月3日 05:30 ]

ギネス世界記録の公認認定証を持つ佐久本氏(左)と今月発売される「ギネス世界記録2021」手に笑顔の喜友名
Photo By スポニチ

 満点金メダルの切り札はピンク・レディーのUFO?空手の東京五輪男子形代表の喜友名(きゆな)諒(30=劉衛流龍鳳会)が2日、沖縄県豊見城市で報道陣に稽古を公開し、来年の五輪本番に向けて「佐久本(嗣男)先生と約束しているので、満点を出して優勝したい」と意気込みを語った。見守った師匠の佐久本氏は「課題は内面性を表に出すことと“ムチミ(鞭身=形の粘り)”をどう出すか」。引き出すために計画しているのが、名曲UFOの振り付け練習だ。

 これまでも琉球舞踊を練習に取り入れている佐久本氏が、ビックカメラのCMソングに合わせてUFOの振り付けをする芸人をテレビで見たのがきっかけ。柔らかな膝の動きなどが形に生きるとし、喜友名も「先生が求める形が打てるように稽古に励みたい」と語った。稽古後にはプレミアリーグ19回制覇がギネス世界記録に認定され、公式認定証を受け取った。「人生の目標の一つ」だったという新たな勲章を手に、満点金メダルへ突き進む。

続きを表示

2020年11月3日のニュース