柔道・永山 劇的逆転V「強いということ証明できた」

[ 2020年2月10日 05:30 ]

柔道 グランドスラム(GS)パリ大会最終日 ( 2020年2月9日    フランス・パリ )

男子60キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔の永山
Photo By 共同

 手負いの男子60キロ級・永山が底力を発揮し、五輪代表を争う高藤直寿(パーク24)に待ったをかける優勝。「自分は強いということを証明できた」と胸を張った。

 約1週間前に痛めた左太腿を、初戦で再び負傷。決勝では伏兵のロシア選手の寝技で押さえ込まれ、あと6秒で負けという状況から反撃し、合わせ技一本で逆転勝ちした。「逆に集中して臨めた。的を絞って一本を取りにいこうと思った」と言った23歳を、井上監督も「地力がある証拠」と称えた。

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2020年2月10日のニュース