アン・シネ セクシー路線封印で69と逆襲、55位浮上

[ 2018年11月28日 19:33 ]

寒さ対策もあってセクシー封印でツアー最終予選会に臨んでいるアン・シネ
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 日本女子プロゴルフツアーの来季の出場権を懸けた最終予選会は28日、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6456ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。初日95位と大きく出遅れた“元祖セクシー・クイーン”アン・シネ(27=NOWON)は69と逆襲に転じ、通算1オーバーの55位まで順位を上げた。“次世代セクシー・クイーン”ユ・ヒョンジュ(24)は通算2アンダーの27位。“黄金世代”三浦桃香(19=フリー)は通算3アンダーの18位と来季前半戦出場の目安となる35位以内を維持している。

 “裏街道”のインからスタートして徐々にスコアを戻し、終盤の8番パー3(172ヤード)では5Uの第1打を2・5メートルにつけて4個目のバーディー。アン・シネが95位という絶望の淵から来季前半戦出場の目安となる35位グループまでは2打差の55位グループまで一気に順位を上げてきた。

 「自信を持ってプレーしよう。夜のミーティングでスタッフのみんなと話し合って凄く楽な気持ちになりました」。前夜はすき焼き、ふぐ、寿司の豪華フルコースを平らげた。その中でもアン・シネが美容と活力の源と考える肉料理は特別。過酷な4日間を戦い抜くため前夜だけなくここ1カ月は連日「これが終わったら1カ月は見たくない」というほど肉を食している。これもアン・シネ流の決意の表れだ。

 「今週は特別な試合だから」とセクシー路線は封印。ダウンを着込んでの奮闘が続いている。

 ▼1位・鈴木麻綾 油断はできないのであしたも60台目指して頑張ります。(元賞金女王・塩谷育代の助言でパッティングが好調。首位をキープ)

 ▼18位・堀琴音 雰囲気も分かってきて落ち着いてできました。まだ、2日間あるので気を引き締めていきたい。(レギュラーツアーの賞金ランク114位と不振もこの日のベストスコア67で前日70位から急浮上)

 ▼35位・宮里美香 そんな悪いゴルフじゃないんであまりネガティブにならず、前向きにいきたいと思います。(71も前日の33位から順位を落とす)

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