高橋大輔さん近況語る 今後は「プロスケート中心に」

[ 2014年11月19日 15:46 ]

 フィギュアスケート男子の2010年バンクーバー冬季五輪銅メダリストで、10月に現役引退を表明した高橋大輔さん(28)が19日、大阪市内で報道陣に近況を語り、今後については「プロスケート中心に関わっていこうと思う」と話した。

 この日は同市の中学生にスケートを指導する講習会に出席した。8月のアイスショー出演以降リンクを離れており「2カ月間、一切練習していなかった。筋肉も衰えてきてしまっている」と苦笑い。12月に横浜市でアイスショーに出演する予定で、今月に入り徐々に練習を再開したという。

 指導者としての五輪挑戦には「コーチって本当に大変。まだ今はそういう気持ちではない。先のことは分からないけど」と、将来的な可能性を残した。

 中国杯の公式練習で羽生結弦(ANA)が中国選手と激突し、けがを負った問題にも触れ「集中すると周りが見えなくなる。僕もそういうことがあった。一番大事なのは次の五輪。今はゆっくり体を休めて」と後継者を気遣った。

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