伊達組連覇逃すも「いいプレーできて充実していた」

[ 2012年10月15日 06:00 ]

ダブルスで優勝を逃したクルム伊達(左)、ワトソン組

テニス HPジャパン女子オープン最終日

(10月14日 大阪市靱テニスセンター)
 ダブルス決勝はクルム伊達公子(エステティックTBC)ヘザー・ワトソン(英国)組がラケル・コップスジョーンズ、アビゲイル・スピアーズ組(米国)に1―6、4―6で敗れ、クルム伊達の大会2連覇は成らなかった。シングルス決勝はワトソンが張凱貞(台湾)を7―5、5―7、7―6で下しツアー初優勝。女子テニス協会(WTA)によると、英国人選手の優勝は24年ぶりという。

 クルム伊達には運がなかった。ワトソンが、ダブルスの試合前に、シングルス決勝で3時間11分の大熱戦。力を使い果たした相棒を42歳のベテランがカバーしたが、及ばなかった。ただ連覇は逃しても「この1週間、いいプレーができて充実していた」と笑顔。5月に右ふくらはぎを負傷した影響でシングルスでは3月以降、ツアー大会で勝利がないが「きょうのような気持ちでシングルスにも出られたら、結果が出てくる」と前向きだった。

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2012年10月15日のニュース