石川パット決まらず…ライバルとは4打差

[ 2010年11月25日 18:34 ]

第1日、4番でバーディーパットを外し、悔しそうな表情を見せる石川遼

 【カシオ・ワールドオープン第1日】自らのプレーを「悪くはなかった」と評した石川は、逃したチャンスを数え上げた。「一番近かったのは3番で1メートルぐらい。4番は4メートル。6番からは2メートル、2メートル、3メートル…」。ことごとく決められなかったパット数は34。賞金王を争う金庚泰と池田に4打差と出遅れた。

 33位に終わった前週、カップに届かないパットが目立ったことを反省。今大会は「ショートだけはさせない」と誓い、やや強めのタッチを心掛ける。その課題は徹底できたが、強くなった球に合うラインを読み切れなかったという。ラウンド後は練習グリーンで黙々とパターを振った。
 逆転での賞金王が厳しいことは承知のうえで優勝を目指す。ショットの調子は上々。「上はもっと伸びるかと思った。そんなに大きな出遅れではない」と強気に言った。

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2010年11月25日のニュース