アジア冬季競技大会の団長に橋本聖子氏

[ 2010年9月15日 06:00 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は14日、都内で理事会を開き、来年1月30日からカザフスタンで行われるアジア冬季競技大会の日本選手団団長に橋本聖子・日本スケート連盟会長を選任したことを報告した。

 橋本氏が団長を務めるのは今年2月のバンクーバー五輪に続き2度目。また、来年1月27日にトルコで開幕する冬季ユニバーシアードの団長に鈴木恵一・日本スケート連盟副会長を選任したことも合わせて報告された。

 <スケルトンの専任コーチに越氏>16年リオデジャネイロ五輪から正式種目入りする7人制ラグビーのJOC専任コーチに、元日本代表SHで、現在7人制日本代表の監督を務める村田亙氏を選任。また、日本ボブスレー・リュージュ連盟が重点強化種目に決めたスケルトンの専任コーチに、バンクーバー五輪後に引退した越和宏氏を選任したことも発表された。

 <「アスナビ」立ち上げ>景気の低迷などでアスリートを取り巻く経済環境が悪化していることを受け、JOCのゴールドプラン委員会は、支援を受けたい選手と支援したい企業を結びつける「アスナビ」を立ち上げることを報告。その活動の一環として、来月14日に経済同友会に対する説明会を行うことも明らかにした。同説明会には柔道女子63キロ級で五輪連覇を達成した谷本歩実(29=コマツ)らがゲスト参加し、意見交換なども行う予定という。

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2010年9月15日のニュース